坂木昌子&酒木裕次郎詩集『この星に平和を』刊行しました!!

最新刊!!坂木昌子&酒木裕次郎詩集『この星に平和を』

ふたりはいっしょに歩いてきた
ふたりは別個に書いてきた
好評『ゆめおんな』『奄美徳之島』の詩人夫婦が
交互に並ぶ詩の声で世におくる心の物語
回想と願いの深部に命のうたが響く

相手の顔 容貌 は見えない
けれど
心はよく見える
写し出される
(昌子詩「電話」より)

五月晴れを置き土産に
広大な空の果てに行ってしまったようだ
かんもーれ
また来いよ
待っているょォ
(裕次郎詩「南西諸島」より)


坂木 昌子
(さかき まさこ)
1942年 香川県琴平町で生まれる。
2017年 富岡製糸場文芸シルク展にて詩「私は薔薇」が絹の言ノ葉賞。
2018年 詩「私は薔薇」でモンゴル平成の和魂継承芸術展及び日仏アートハーモニーHIBIKI展受賞。2019年 詩「かくれんぼ」で日本詩歌句協会第13回中部大会選者賞。
2020年 詩「手」で第3回岡本彌太詩賞・成人の部 佳作。
2019~2022年 詩集『ゆめおんな』の有吉佐和子関連詩篇により、有吉佐和子記念館及びNHKよりコンタクトと取材を受け、NHK Eテレに出演。
既刊詩集
『ゆめおんな』(2019年 文化企画アオサギ)
日本詩人クラブ 茨城県詩人協会 無名の会 会員。


酒木 裕次郎
(さかき ゆうじろう)
本名 坂木 玄理(さかき げんり)
1941年 鹿児島県大島郡喜界島生まれ。1年半後、徳之島町母間に家族で移住。
中学3年の2学期に兵庫県神戸市に転校。報徳学園高校卒業。
國學院大學文学部卒業。
既刊詩集
『あけみ抄』(1968年 明徳印刷出版社)
『筑波山』(2010年 コールサック社)
『浜泉』(2014年 ジャプラン)
『奄美徳之島』(2020年 文化企画アオサギ)(第17回日本詩歌句随筆評論大賞詩部門奨励賞)
日本詩人クラブ 日本現代詩人会 会員。
茨城県詩人協会 鹿児島県詩人協会 無名の会 いのちの籠 会員。

定価 2,200円(税込)