勝嶋啓太詩集『向こうの空に虹が出ていた』刊行しました!!

最新刊!!勝嶋啓太詩集『向こうの空に虹が出ていた』

巷は痛いものだらけ
苦しんで、かなしんで、ふれあって、笑って、……
生きている者たちの疎外感と居場所はどうなっている
その隅に愛らしく立っている〈かいじゅう〉に注目だ
気鋭の詩人がこの時代におくる、にんげんの心の物語

いやなことも
かなしいことも
いっぱいあるけれど
それでも

世界は 美しい

と思った。
(「長詩 かいじゅうとぼく」より)

<著者略歴>
勝嶋啓太(かつしま・けいた)
1971年、東京都杉並区高円寺生まれ、在住。
1995年、日本大学芸術学部映画学科卒業。卒業後は映画カメラマンとして自主映画を中心に数多くの映像作品に関わる。また、劇作家として舞台作品の台本も多数手がけている。
詩人としては、1997年、「潮流詩派」への参加をきっかけに本格的に詩作を始める。現在は詩誌「指名手配」「潮流詩派」「コールサック」「腹の虫」「木偶」「詩人会議」を中心に作品を発表。日本詩人クラブ、詩人会議、各会員。
既刊詩集
『カツシマの《シマ》はやまへんにとりの《嶋》です』
『来々軒はどこですか?』
『異界だったり現実だったり』(原詩夏至氏と共著)
『今夜はいつもより星が多いみたいだ』(第46回壺井繁治賞)
『妖怪図鑑』(熊谷直樹氏と共著)

定価 1650円(本体1500円+税10%)