最新刊！！竹村啓詩集『舞う』

いのちにほのお
かなしみの世に宇宙の痛みが
それでもほほえみながら、舞う
根源から、みどりのいきで
てじなしがばくはつする
現代に問う究極の詩集がここに

ちきゅうを
しあわせにかなでる
しめいが
ある

めざめたまま
ゆめをみている
うらびょうし
（詩「始まりの書」より）

＜竹村 啓（たけむら・けい）＞
1960年 東京生まれ。
既刊詩集
『いのちの卵はいのち』（1998年・土曜美術社出版販売）
『宇宙音』（2004年・土曜美術社出版販売）
『ひと』（2020年・文化企画アオサギ） （第17回日本詩歌句随筆評論大賞詩部門奨励賞）
所属
「指名手配」 日本詩人クラブ・日本現代詩人会・小熊秀雄協会

定価　2,200円（税込）