かわいふくみ詩集『かおをつくる』刊行!!

最新刊!!かわいふくみ詩集『かおをつくる』

万物、人間存在に欠かせない<一行分の余白>
日常の奥に響く<木霊の道を分け入ってゆく>詩の眼差しで
マクロとミクロの緊張感ある考察と人生の直観が冴える
<魂に電気がはしる>まで自他に問いかけられたものは
さりげなく苦い、願いの味がする

<なにかが欠けたいきものとして
わたしは人をいきている
生きるに足りる分量の脳ミソで
透明なものを食べながら吐きながら
十に足りないことに充たされながら>
(詩「マイナスαの美学」より

著者について
1951年岐阜県生まれ、愛知県犬山市在住
既刊詩集『ひとりの女神に』(2016年)、『理科室がにおってくる』(2017年)
日本現代詩人会会員、中日詩人会会員
個人詩誌「ペンダコ」発行

定価 1,500円+税