盛会 にて「メンタルヘルスと文化の光」講座終了

アオサギ心の文化講座第2回・盛会にて終了
「メンタルヘルスと文化の光~生きづらさをエネルギーに変えて~」

8月24日(土)午後、ねっとわーくすとの共催で実施し、満員御礼でした。
社会保険労務士で精神保健福祉士の石野博康さんが講演され、参加者と共に豊かな時間を過ごしました。
石野さんが関わってこられたさまざまな方々の悩みや対話をご紹介されながら、生きづらい現代社会の中で自らをどう肯定し、他者との共感をもつか、とても切実なお話でした。
画像を見ながらのレオナルド・ダ・ヴィンチ、伊藤若冲、野口英世という3人の文化的偉人の裏話には参加者さんも特に興味を示し、今日では医学的に明らかになりつつある発達障がいやさまざまなメンタルの特徴が、周囲の理解と本人の才能によって、時に歴史に残るものを生み出すことがあるとの話に励まされました。
詩人・編集者の佐相憲一がコーディネーターとして司会進行し、参加者おひとりおひとりの発言タイムも大いに重視して、全体に和やかでリラックスした優しい時間となりました。
石野さんのユーモアと、助手役をやってくださった若い方の機転など、笑いもありました。
今回は、社会保険労務士や精神保健福祉士の方々、詩人たちなど、日ごろほとんど接する機会のない人びとが、メンタル表現という共通の関心のもとに交流できたのも収穫でした。
続編をやろうという話も参加者から出て、今後にもつながります。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!