井上正行詩集『目』刊行しました!!

最新刊!!井上正行詩集『目』
青梅丘陵から天空へ捧げるように
多摩川から世界へ流し出すように
遍在する時代の声と悠久精神の両目が刻む
視ているのか、視られているのか
まちの夕暮れに佇む詩人は心の服を脱ぐ
直観された本質ヴィジョンが哲学し音楽する
いまを生きる者の鼓動がひろがる時間だ
私はまつげについた夢をはらい
ゆびさきで朝をつまみあげて
誰かに手紙を書きはじめる
ジュラ紀にあった
満員電車について
生まれたばかりの
ぬけがらについて
(詩「手紙」より)
井上 正行(いのうえ まさゆき)
1992年 東京都青梅市生まれ、青梅市在住。キュレーター。
青梅市立美術館にて企画展「ARTの地産地消」(2019年)、「開花するアート」(2021年)、「“アート”を俯瞰する」(2023年)。
詩作品では第31回岐阜県文芸祭優秀賞(2022年)、第56回多治見市文芸祭文芸祭賞(2023年)。武州青梅金刀比羅神社奉納詩朗読なども実施。
既刊詩集
『凍える言葉』(2022年私家版)
定価 2,200円(税込)