光ごん汰詩集『風が吹けば飛ばされそうな』刊行しました!!

最新刊!!光ごん汰詩集『風が吹けば飛ばされそうな』

<My Blue Bird
かいぶつに吞み込まれそうな時読んで欲しい>
巻頭メッセージでそのように伝える心は
いつだって、たたかいながら、夢を生きている
メンタルな昼と夜の物語
自分自身に言い聞かせるように切実な言葉が
生きづらい世の中のさまざまな心を励ますだろう

人混みで緊張したな
電車で揺られて立ったまま眠ったけれども
捕まえた青い鳥は黒いハエだった
害虫駆除
でも焦らず、ゆっくり、のんびり
前を歩く人のたばこが目に染みた
三日月が闇の中を照らしていた
暖かい風が頬をつたう
(詩「僕の青い鳥」より)

<光 ごん汰(ひかる ごんた)>
1971年生まれ、埼玉県在住。

定価 2,200円(税込)