美濃吉昭詩集『よすが』刊行しました!!

最新刊!!美濃吉昭詩集『よすが』
生きてつながることの遠近法
消失点の彼方には国際建築家詩人が立っている
Ⅰ章 えにし―頼りになるもの、12篇
Ⅱ章 おぼえ―コロナ禍の記憶、9篇
Ⅲ章 たびじ―めぐりあい、12篇
ユーモアに包まれた鋭い批評ととぼけた人情味
生活実感に戦後詩の知性が光る
私は恐れる
凪のとき波は黙し 明るい水の墓地
あなたを写し輝く 魅惑の鏡
あなたの まどろむ心地よい風であっても
なにも書かない紙を 波に置こう
光をかえし 波をきざむ 小さな帆を
(詩「いこいの時に」より)
<美濃 吉昭(みの よしあき)>
1936年生まれ、大阪在住。一級建築士。
「夜の詩会・ミラー」(1954年~1957年) 及び
『THE MIRROR NOTE』Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(2014年~2016年) 参加。
詩集
『或る一年~詩の旅~』(2016年)
『或る一年~詩の旅~Ⅱ』(2017年)
『或る一年~詩の旅~Ⅲ』(2019年)
『よすが』(2024年)
所属
日本詩人クラブ 関西詩人協会 大阪詩人会議「軸」
定価 2,200円(税込)